『ロック・ギタリスト伝説』 萩原 健太
★★★★☆
自分で言うのもなんですが、ロックミュージックは大好きです。
大学生のときにバンドを組んでいて、iPodの再生数上位には「ニルヴァーナ」、「ピクシーズ」、「Rage againist the machine」などのロックバンドが占めている、割と典型的なロック好きだと思います。
でも正直なところ、チャック・ベリーとかジミー・ペイジなどのロック界の大御所はあまりちゃんと聴いたことがないんですよね。
本書はそんな60〜80年代に活躍したギタリスト23人について、それぞれの特徴や時代背景をわかりやすく書き綴っています。
そして各ミュージシャンについて著者の深い愛情を感じます。もう、若いころ必死に気に入ったフレーズをコピーしたのだろうなー、という熱い気持ちが文面から伝わってきます。
曲について「ギャギャギャギャ」「タンタカツカタン」みたいな擬音を使って説明しているのですが、聴いたことがない知らない曲でも不思議と臨場感をもって「聴こえて」くるのはすごいと思いました。
あと、たまにタブ譜がでてくるのですが、作者の説明を読んでいるととても弾きたくなってしまう。
クラプトンの12月の来日公演、チケットとろうかな。